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Whyは思考を広げます

猛暑が続きますが、皆さん、水分補給に体温キープを心掛けましょうね。最近はネッククーラーと言われる様々なアイテムが増えましたが、私が学生のころは全く見当たらなかったもの。これも時代の流れを感じますね。さて、子供たちもそろそろ短い夏休み終盤ですが、OBEAはお盆休みも返上で頑張っています。そんな中、先日起きた中1生徒とのやり取りを紹介したいと思います。私は子供たちに「変化球」を投げるのが好きなんです。どういうことかと言いますと、英会話も大事ですが、中学生になると、学校の成績や内申、あるいは英検など、現実的なものが増えてきますから、英検対策に必要な問題を突然解いてもらったりしています(本人には英検ということは伏せて)。今回は、3級から出したのですが、丁寧に読み解き、本人に文章を説明してもらいます。そして今回の文章の一部には、 have lunchが出ていました。すると、「have? eatじゃないの?」という質問!教師としては「待ってました!」です笑。その子の場合、自分の知識として知っているもの以外の英語がやってきた事を「発見」あるいは認識し、「なんでeatじゃないのか」と頭に?を浮かばせ、その後は「なるほど、日本語的にすれば、こんな感じか」というように、自分なりに処理をしていきます。このようなプロセスは、自分で導き出した理解なので必ず定着します。次に内容が異なったとしても同じhave lunchが来た場合、過去に自分で掴んだ理解があるので、思い出す作業が簡素化します。教師は生徒の学びサポーターとしてその子のWhyという疑問に一つのヒントを示し、そこから本人が自分の言葉で確信と理解を導きだせれば、「忘れない」知識として活かされていきます。自発的の反対は強制的ですが、自らが進んで疑問を抱き、解く過程を繰り返すことで、何事においても身につくのが早くなるものです。思考力が知識を広げる役割を担うので、WhyやHowを基にして物事を捉えられれば、必ず新しい知識=成長が待っています。私自身、大人として流れ作業のような日常ではなく、その子のように自分が知らないことに「疑問をもつ」姿勢で毎日に「変化」を付け加えて行きたいと思いました。ワンブリキッズは私達の真の宝者です☆